ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
国際会館行最終は京都駅23:57発だそうだ。早すぎ。
それはともかく、観たよ。ヱヴァ破。
時系列的に、この時期に観るのはどう考えてもおかしいので報告を遅めにしようと思ったけど、もういいや。
吐き出しておこう。
事前情報まったくないままで観たのだけど、大きな変化に驚く!という感じではなく、すんなり話に入っていけたので、これは良リメイクというやつだろう。出発が遅れたため、冒頭のマリvs使徒を観ていない。そのせいか、マリの印象が薄い。まぁ、WikipediaとかレンタルDVDでテキトーに補完するよ、ヱヴァだけに。
序に続き、シンジくんがはっきりと自己主張するので新鮮。ただコイツ、何度「エヴァに乗らない→乗る!」をやれば気が済むんだ? いや何度ってほどでもないか。どうもTV版からのリアルタイムの付き合いのせいか、観ている側は「またそれか」って感じになってしまう。
そう、それがヱヴァ破の最大の問題点。
観ている最中は面白かったが、観終わった後はとてつもなく空しかった。あるいはこんな時期に無理矢理特攻したからか。映画観てる場合じゃねぇのに観ちまったよみたいな? いや、それ以上に、ヱヴァ破は全体的に演出過剰で疲れた。
「今日の日はさようなら」(曲名初めて知った)とか「翼をください」とかこれ見よがしに流しやがって。映像と音のギャップに頭が痛くなった。特に「今日の日はさようなら」のシーン。あそこでアレが流れても「え? そういう展開になるんだ、この話」と冷めてしまった。アスカとシンジの交流がTV版に比べて縮小されて、代わりにレイが出張ったせいかね。ポイントは押さえてあったけど、それはあくまでTV版が念頭にあるからで、いきなり観たらどう思うんだろうか。
まぁそれでも、日常・非日常の緩急のつけ方がキレイだったと思う。よくあれだけ詰め込んだよ。今回のお気に入りは日常シーンに集中。テレビシリーズだったら、もっとゆっくり観られただろうに。マヤの出勤シーンとか、シンジ・トウジ・ケンスケの買い食いシーンとか。あと社会科見学のシーンも良かった。青空の雲がどっかで見たことあるような感じだと思ったら、背景は美峰だった。
そうそう。
最大のネタバレだけど、書いちゃうよ。
観たときにはよく分かってなかったけど、話の最後でサードインパクト未遂が起こるわけだ。……そういやリツコさん「サードインパクト始まる」と言ってたね。レイも巨大化したしね(事情は旧劇場版とだいぶ異なるが)。サードインパクトは、「エヴァンゲリオン」において『核心』であり『結末』だった。そのために描写に凝りすぎて、劇場版「エヴァンゲリオン」がグダグダになったと。それが今回、起承転結の「転」に来た。急でまた迷走しなければ、「ヱヴァンゲリヲン」は完成に十年以上かかった、20世紀最後の日本の名作SFアニメといっていいと思う。
でもやっぱり疲れるんだよな。なんで今更「エヴァンゲリオン」観てんだ私?と思ってしまう。
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